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人材育成研修会 | 牡鹿半島ビジターセンター

牡鹿半島ビジターセンターでは、牡鹿半島を舞台に活躍するエコツーリズム人材を育成するため、各種研修会を開催します。

牡鹿半島の自然・歴史・文化を体験活動やエコツーリズムを通じて発信したい方、知識やスキルをより一層深めたい方にぴったりの研修会です。

皆さまのご参加をお待ちしております!

 

 

【1】エコツーリズム研修

牡鹿半島ビジターセンターでは、地域資源の利用と環境保全を両立した新しい観光「エコツーリズム」を推進しています。本研修では、エコツーリズムとはいったいどのようなものなのか、歴史や文化など地域の資源を生かした観光についての基礎を学びます。

・日時:10月25日(月) 10時30分~12時30分

・講師:麻布大学 南正人(まさと)氏

・場所:牡鹿半島ビジターセンター

・参加費:無料


【2】インタープリテーション研修

歴史・文化・自然の案内人「インタープリター」に必要な、地域の魅力を伝えるガイド技術の基礎を学びます。

・日時:11月1日(月) 10時30分~12時30分

・講師:麻布大学 南正人氏

・場所:牡鹿半島ビジターセンター

・参加費:無料


3】普通救命講習(3時間)

人の命を守る知識とスキル習得を目的とし、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使い方、怪我の手当てなど、応急手当の方法を学びます。

・日時:11月15日(月) 13時30分~16時30分

・講師:石巻東消防署牡鹿出張所

・場所:牡鹿半島ビジターセンター

・参加費:無料


【4】イベント企画研修

自然体験活動等のイベントを企画・実施する際に必要な知識や、フィールドでの動植物の観察方法などを実地で体験しながら学びます。

日時:12月6日(月)  時間未定

講師:(株)地域環境計画

場所:未定

参加費:無料

※開催場所・時間は後日ホームページにてお知らせいたします。


【5】リスクマネジメント講習 

自然体験活動やアクティビティのイベントでは、急な体調不良や怪我など様々なリスクがあります。本講習ではそのリスクを正しく整理し、効率よく対処するための方法を学びます。

日時:1月17日(月)  時間未定

講師:アースクエスト

場所:未定

参加費:2,500円

※開催場所・時間、持ち物、服装は後日ホームページにてお知らせいたします。


【6】NEALリーダー養成講習

自然体験活動やアクティビティを実施する際に必要な知識・技術の基礎を総合的に学びます。

*本講習は、2日間のご参加をお願いいたします。1日のみの参加はできませんので、予めご了承ください。

*1日目の講習修了時刻は21時頃を予定しています。宿泊等のご手配は、必要に応じて参加者各自でお願いいたします。

*講習修了後、希望者は「自然体験活動指導者(NEALリーダー)」へ登録が可能です。(登録料 別途5,000円)

日時:1月24日(月)・25日(火) 時間未定

講師:アースクエスト

場所:未定

定員:10名

参加費:5,000円

※開催場所・時間、持ち物、服装は後日ホームページにてお知らせいたします。


【注意事項】

参加の際はマスクの着用、手指消毒、検温のご協力をお願いいたします。

37.5度以上の発熱がある方は、参加をご遠慮ください。

新型コロナウィルス感染症の発症状況により延期する可能性がございます。


[お問い合わせ]

牡鹿半島ビジターセンター

〒986-2523 宮城県石巻市鮎川浜南50-1

Tel:0225-24-6912/Mail:info@oshika-vc.jp

11月秋のプログラム | 牡鹿半島ビジターセンター

 

牡鹿半島ビジターセンターでは、秋のプログラムを開催します。

牡鹿半島の自然や文化を体験したり、楽しく学んでみてくださいね!!

みなさまのお越しをお待ちしております。


【セミナー/牡鹿半島の海 生き物図鑑  ―海の中の知られざる世界―】

三陸の海には、カジカやダンゴウオ、ホヤなどカラフルで愛らしい生き物が

たくさん暮らしているよ。普段見ることのできない視点から美しい海の世界をのぞいてみよう!

・日時:11月21日(日)13:30~14:30

・講師:宮城ダイビングサービス ハイブリッジ /代表:髙橋 正祥(まさよし)氏

・場所:牡鹿半島ビジターセンター

・参加費:無料

・定員:20名

・申し込み方法:事前に電話またはメールにて、ご連絡ください。


【フィールドワーク/WANTED-親子で生き物を探して報酬を手に入れろ!―】

牡鹿半島の「清崎憩いの森」を自由に歩き、生き物や生き物がいた証拠を記録して、

ポイントを集めていくゲームだ!

レアな証拠には高ポイントがつくぞ! ポイント上位者には、プレゼントがあるかも!?

・日時:11月14日(日)10:00~12:30

・講師:牡鹿半島ビジターセンター職員 キノコ佐藤

・場所:清崎憩いの森

・集合場所:牡鹿保健福祉センター 清優館

・参加費:300円(保険料のみ)

・定員:10組

・申し込み方法:事前に電話またはメールにて、ご連絡ください。


歴史・文化

【ワークショップ/ビジターセンター探検隊―牡鹿半島の宝を探し出せ―】

牡鹿半島ビジターセンターの展示をじっくり見てみよう!

謎が書かれた秘密の地図を手に、展示室に隠されたヒントを読み解いて、牡鹿半島の宝を探し出そう。

参加者にはプレゼントがあるよ!

・日時:11月1日(月)~30日(火)

・場所:牡鹿半島ビジターセンター 展示室

・参加費:無料

・申し込み方法:事前申し込みは不要です。参加希望の方は、受付スタッフまでお声がけください。


[お問い合わせ先]

牡鹿半島ビジターセンター

〒986-2523 宮城県石巻市鮎川浜南50-1

電話:0225‐24‐6912/ Mail: info@oshika-vc.jp

 

10/25Mon. 11/1Mon. | エコツーリズム研修

研修シーズン到来!~地域の魅力を発掘・発信するための基礎を学ぼう~

 

牡鹿半島の自然は住民が築いた歴史・文化によって形成されました。

牡鹿半島ビジターセンターでは、地域資源の利用と環境保全を両立した新しい観光「エコツーリズム」を推進しています。

しかし、時代の流れや住民の高齢化、震災後の環境の変化などによって

その特徴が失われつつあるのが現状です。

当館はそれらを保全するために「エコツーリズム」の推進を目指しています。

そのためには、プログラム提供者がその知識・事象を伝えるだけではなく、

参加者自身が興味を持ち、その事象が起きるに至った過程を考えてもらうガイド技術「インタープリテーション」を習得することが必要です。

【1】 エコツーリズム研修と、【2】 インタープリテーション研修では、麻布大学の南先生を講師に迎え、

基礎的な知識を解説していただきます。

当館のスタッフと一緒に伝える技術を学びませんか?


【1】 エコツーリズム研修

日時:10月25日(月)10:30~12:30

場所:牡鹿半島ビジターセンター

内容:エコツーリズムとはいったいどのようなものなのか、歴史や文化など地域の資源を生かした新しい観光についての基礎を学びます。

講師:南 正人氏

参加費:無料

 

【2】インタープリテーション研修

日時:11月1日(月)10:30~12:30

場所:牡鹿半島ビジターセンター

内容:歴史・文化・自然の案内人「インタープリター」に必要な、参加者に地域の魅力を伝えるガイド技術の基礎を学びます。

講師:南 正人氏

参加費:無料


【講師プロフィール】

 

南 正人(みなみ まさと)

麻布大学獣医学部野生動物学研究室准教授

 

 

1957年 京都府生まれ。

1990年 大阪市立大学大学院理学研究科後期博士課程単位取得退学。

1993年 星野リゾート入社(長野県軽井沢)。組織変更により株式会社ピッキオ代表。

2009年  麻布大学獣医学部野生動物学研究室に講師として赴任。

2010年 NPO法人生物多様性研究所あーすわーむを設立し、代表理事を務める。

 

専門は哺乳類学。共同研究者と共に宮城県金華山で1000頭のシカの一生を継続観察し、社会生態学的研究を行う。

1993年からは自然ガイドとなり、環境教育やエコツーリズムの分野で仕事を始める。

 

著作:    「野生動物への2つの視点」(ちくまプリマー新書:共著)、

「自然の見方が変わる本」(山と渓谷社:共著)

「実践講座インタープリテーション」( (財)日本交通公社:共著)

「自然ガイドのためのおもしろヒントブック」 ( (財)日本交通公社:共著)など


 

 

10/2Sat.-3Sun. | おかげさまで2周年!! 2年分のありがとう感謝祭!!

当施設内の観光物産交流施設cottu牡鹿半島ビジターセンター

2021年10月に、おかげさまをもちまして開館から2周年を迎えます。

今後とも、みなさまの変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

10月2日(土)と10月3日(日)は、【2年分のありがとう感謝祭】を開催いたします!!


 

世界三大漁場・金華山沖  

朝どれ鮮魚の詰め合わせ販売会!!

・日時:10月2日(土)10:00~ 整理券配布/10:30~販売開始

・内容:金華山沖で獲れた新鮮な魚を、地域還元の

感謝価格にて、販売いたします!!


 

なにがでるかな、なにがでるかな♪

もってけ! お楽しみ抽選会!

・日時:10月2日(土)3日(日)10:00~15:00

・内容:ホエールタウンおしか内で、1,000円のお会計につき、1枚の抽選券を贈呈。

抽選券1枚につき、1回の抽選にご参加いただけます。


その他、牡蠣やホタテを炭火で焼いて召し上がっていただける【浜焼きコーナー】もご用意しております。

みなさまのお越しを心より、お待ち申しあげます。

 

 

 

 

 

 

開館のお知らせ > 8月11日(水) おしかホエールランド・牡鹿半島ビジターセンター

今週8月11日(水)、おしかホエールランド・牡鹿半島ビジターセンターを臨時開館いたします。
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

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◇おしかホエールランド
開館時間 9:00~16:00

◇牡鹿半島ビジターセンター
開館時間 9:00~16:30
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また、ホエールタウンおしかでは、8月22日(日)まで夏休み特別企画を開催中です。
ぜひ牡鹿半島で夏の思い出づくりに遊びに来てみてくださいね!
詳しくはコチラから!⇒ホエールタウンおしか夏休み特別企画

ホエールタウンおしかの公式サイトがリニューアルいたしました

牡鹿半島の観光交流拠点施設 ホエールタウンおしかのホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。

この度、ホームページをリニューアルいたしました。
ご満足いただけるホームページを目指して、コンテンツの拡充等を行う予定ですので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

鯨の研究者と見て・触って・学ぼう!

以前のお話になりますが、クジラの骨について解説をした今回のセミナーを2部構成で開催しました。(2020年9月19日・9月20日)


前半は牡鹿半島ビジターセンターにて座学形式の講座を聴き、後半では隣のおしかホエールランドへ移動して、実際にマッコウクジラの骨格を観察しました。


はじめに、クジラの進化やクジラの骨は、人や陸上哺乳類(ほにゅうるい)とはどのように違うのかというお話。

大昔、クジラの祖先は陸上で生活していて、カバの仲間に近い生き物だったそう。参加者のみなさんはとても驚き、クジラの進化に興味を持ったようでした。

そしてセミナーの途中では、なんと中村先生からプレゼントが!いただいたシャチの脊椎骨(せきついこつ)のミニチュアフィギュアは、3Dスキャナーで立体的な情報を測定し、3Dプリンターで作ったそうです。

実物では両手一杯の大きさの骨が、指でつまめるほど小さくなりました。
これからの博物館などでは、多く利用されていく技術だと感じる場面でした。


続いて、おしかホエールランドではマッコウクジラの骨格標本を目の前に、手の骨の構造と水中での機能や、体の中に今もある骨盤の痕跡についてお話いただきました。

皆さんも前半の講座で学んだクジラの進化のお話から、本当に骨盤の痕跡があるのを目にして驚かれている様子でした。

最後には実物のミンククジラの骨を触りながら質感を感じたり、牡鹿半島ではおなじみのシカの骨との比較も行われました。

質問コーナーでは盛んに質問が飛び出すなど、参加者の皆さんにとっても興味深く、骨がいっぱいのセミナーでした!

牡鹿半島釣行記 ~鮎川編~

牡鹿半島と釣り人たち

牡鹿半島は多くの釣り人が集まる場所。牡鹿半島ビジターセンターから望む鮎川港でも、常に釣り竿を持つ人の姿が見られます。訪れる人の中には金華山へ渡航してイベントを開催するプロの釣り師もいるほどの人気スポットです。


一方で、観光客の方も牡鹿半島での釣りに興味があるようで、釣り具の貸し出しや餌の販売の問合せが多く寄せられています。
気軽に釣りを体験できる環境を整え、多くの人に牡鹿半島の自然に触れ、楽しんでほしい。そんな思いから、私たちは鮎川港でどのような魚を釣ることができるのかを探ってみることにしました。

釣りと水戸さん

一月某日、牡鹿半島ビジターセンターのスタッフ2名は鮎川港へと向かいました。一般的に冬季は水温が低いため、魚があまり餌を食べず、釣れにくいそう。初心者だけでは不安が残るため、鮎川港での釣りに詳しい水戸和哉さんに協力を仰ぐことになりました。


水戸さんは鮎川出身の鮎川育ちで、釣り歴25年、人生の7割以上を釣りに捧げる大ベテラン。漁師であるおじいさんから釣りを教えてもらったことをきっかけに、釣りに夢中になりました。バス釣りや全国各地の船釣りを経験し、果てはマグロ釣りにも挑戦したそうです。夏には仕事が始まる前の深夜から釣りをするのが日課で、趣味である釣りのために、自分の生活リズムを決めているといっても過言ではないほどの釣り好きです。
私たちは水戸さんから借りたロッド(釣竿)で釣りはじめることにしました。

その日は一面に青空が広がり、風も穏やか。しかし冷たい空気が肌を刺します。体の芯まで冷える感覚に耐えながら、寒空の下で魚のあたりを待ちました。
ふと横を見ると、場所を変えながら仕掛けを投げている水戸さんの姿が目に入りました。不思議に思って理由を尋ねてみると、魚が潜んでいそうなポイントに的確にルアーを投げ込むために移動しているとのこと。
さらに、ただ巻き(※着水したルアーをただ巻き取ること)だけで釣れる日もあれば、リフト&フォール(※着底させたルアーを上下に動かすこと)によってやっと魚が食いつく日もあると教えてくれました。一度釣り糸を垂らしたら、魚が食いつくまでじっと待つものだと思っていましたが、実際はその場で待っているように見えても、ロッドは絶えず動かしたままだそうです。

水戸さんは、狙った魚を釣るために最適なルアーを選び、繊細な動きによっていかに魚を騙すかが楽しいのだと言います。まるでゲームを攻略しているようで、その面白さが伝わってきました。

釣果のほどは……

水戸さんから釣りの専門用語やコツを教えてもらいながら数時間粘ってみましたが、釣れた魚は水戸さんが釣ったアナハゼとアイナメがそれぞれ2匹ずつ。私たちは釣れませんでした。


ただ、この日は釣りの方法を教わっただけではなく、魚が釣れるに至るまでの試行錯誤が釣りの楽しみだということを知ることができました。海の状況と目には見えない海中で魚がいる場所を探り、釣りたい魚に合わせた道具を選び、さらに魚を引き寄せる手腕を発揮した末に、魚との駆け引きの結果が「釣果」として現れる。

魚を釣ることができなかったのは残念ですが、それ以上に得たものは多く、この楽しさをたくさんの人に知ってほしいという気持ちがますます強くなりました。
気軽に釣りをできる環境ができた際には、ぜひ鮎川港で釣りにチャレンジしてみてください。そして、釣りを通して牡鹿半島に触れ、自然の中での遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。